廃墟ハンターと行く、佐世保要塞の道 [ツーリング]
タイトルからしてバレバレだが
『響さん』とツー・・・・・・ いや探検に行ってきた。
そもそもの発端は
今年のちょっとしたテーマである
【行ってない岬に行く】 ということで地図を眺めたことから
「佐世保の左下の半島・・・高後崎・・ 行った事ないなぁ・・・」
ネットで検索すると、『佐世保要塞』の一部
“高後崎砲台”がある、と出てきた・・・ フム
【なくなっていくもの】や【歴史の証人たる建築物】に
大変惹かれている自分としては、こりゃいいかな? と思った
“あ、そうだ響さんにちょっと聞いてみよう!”
「高後崎? 行った事ないかも?」 おお~ 渡りに船( ̄ー ̄)
なかなかお互い時間が合わない中
響さんがあわせてくれたので、喜び勇んでのEg Startである
ということで、当日
待ち合わせ時間までは間があったが、通勤割の時間に入るべく
R386で南畑ダム横をとおり
東背振トンネル超え
そして、こないだmicyuさんとbarbieさんが通った、東背振ICへ
まだまだ時間があるなぁ
と思って、めったに寄ることがないこの金立(きんりゅう)SAのショップをぶらぶら
朝パンなんかを買って、朝食
トイレでも行っとこうかなぁ、って思ったら、カワセミ号が!
あれ、ずいぶん早いお着きで・・・ミタイナ・・
いつも、響さんは早いので
今日は、入ってくる姿をおさめようと思っていたら間に合わず
お互い第一声は 「早い~!?」(笑)
ここで、目的の確認なんかをしたのだが
響さんと一緒に行けるとわかって、ネットでいろいろ見ていると
実は、高後崎だけではなく、他にも堡塁が残っているらしい情報を得ていた
が、よく「場所はここ」って地図をつけてくれる方がいらっしゃるが
どのHPを見ても、地図らしきものが見当たらない・・・・
一番てがかりになったのが、とある方の手書き地図・・
モーニングコーヒー中の廃墟ハンター
“ふふふ、この方がいれば怖いものなし(へび以外)だぜ!”
ワクワクのリスタートで、ビューンと
おこがましくも響さん従えて、ちょっと緊張・・・
単独行が多いので、こんな時のペースを迷いながら、無料期間中の佐世保道路へ
武雄北方JCTに覆面Pがいたせいではないが、普通のペースで
かなりひさしぶりの佐世保へ
延長されて初めての佐世保中央でドライブアウト、市街地を通称SSK道路に向かい
つきあたりの長崎県149(俵ヶ浦日野線)で左折
ここは初道
ほんとは、下船越町から展海峰方面へ抜ける道の方が早いのだが
ちょっとわがままを通して、海沿いの道をそのままたどる
ときどき佐世保湾を望む、なかなかいい道だった
さて、走りっぱなしで、俵ヶ浦町まできた、ここからが、本題
目印は、俵ヶ浦郵便局
その先から、右手の山の方に登って行くらしい
響さんのナビもみながら確認
ここ俵ヶ浦には、“高後崎”以外に“丸出山”“小首”という
明治の砲台跡があるということがわかったのだが、まずは、“丸出山”
「丸出山って、鉄屋根が付いたヤツだっけ?」
おおっ!! さすがプロフェッサー廃墟ハンター!
ちゃんと押さえてあるのがスゴイ
そんな下調べがなければ、絶対入っては行かない道を登坂
地図上では検討をつけていた方に向かうが
途中で、すんごいヘアピンに出くわした
スイッチバックしながらさらに登って、それらしきところに着
ふぅ・・
バイクを止めて、事前情報通り 民家の方にごあいさつすべく
「すいませ~ん」と玄関らしき扉をたたくけど、返事は無
留守なら仕方ない、先に別のところから、とそれらしき山道(農道?)を登る
あれ? なんかきれいにしてある・・・・??
あ・れ・だ!
丸出山堡塁、監視所跡
日露戦争に向け、作られた佐世保要塞の一部
100年以上前の戦時遺産で、鉄屋根が残っているのは大変珍しい
詳しくは『響さんのレポ』で・・・・・
びっくりしたのは、周りの木が伐採されていて
九十九島方面のこの景色
いやぁ、監視所となるはず・・・
二人して、しきりに感心していると
「あんたらどこからきなすったと?」 とおじさんに(こっちもおじさんだが)に声をかけられた
なんでも、この伐採は町の人たちで行ったらしく
整備して、注目されれば市が整備するかも? という期待が込められていた
たぶん、売りたいのはこの景色だろうが
こっちは、それと同じぐらいの興味でこの監視所をぐるぐる
で、仲良く記念撮影
逆光だったので、フラッシュ焚いたが、コンデジの能力ではムリがあった・・
ここは、宣伝してほしいって言われたから
いちお、地図をリンクさせよう、 『ココ』だ!
さて次
挨拶したかった民家の方の敷地内にあるとの情報を得ていたのだが
留守では仕方ない
外れたところから、回り込んでみる
(どっからどこまでが、邸内なのかわからなかったが・・)
意外と簡単に発見
でも、埋もれている・・・・
これは、棲息掩蔽部(せいそくえんべいぶ)
弾薬などを貯蔵しておくところらしい
あたりを見回すと、あっちにも
いや~、すげぇ・・
繰り返すが、100年以上前
明治の要塞跡が、残っているなんて大人になるまで
というか、『響さんのレポ』 見るまで知らなかった
やはり石造りは頑丈と言うことだな
さぁ、次!
バイク移動も考えたが、先不明なので徒歩
ちょっと先に行ったところ、右手に入って行くらしい・・・
これ?
プロフェッサー廃墟ハンターも、そうに違いないと言っている・・
で、はいっていく・・・・・・・・・・・・・・・・・あれだ!
門柱が残っていると、その先に進む勇気が湧くね(笑)
ここは、門柱だけでなく、門扉のガイド敷石も残っていた
ここも立派!
説明は省略
普通なら、これでもお腹一杯というところだが。まだまだ!
次へ移動すべく、Uターン(押してね)
Uターンということは、さきのヘアピンが待ち受けている、ということで・・・
ちょっと響さんに待ってもらって、通過
県149までは戻らず、響さんだからいいようなものの
普通の人連れなら、非難轟々を受けるに違いない、林道を突破
もちろん、写真をとる余裕は無
次は、小首堡塁
なんと、響さん 小首堡塁を探索に一度来たことがあるそうだが
行きどまって諦めたことがあるらしい
遠くに、針生無線塔が見えていた
ここも地図見ながら、とある道に入って行く
「あ、ここ ここまで来た」 という廃墟ハンターの行く手をかって阻んだのは
とりあえず道があるので、林の方にむかっていく
ずっと登ってるなぁ・・・
「すいませ~ん この先砲台かなんかありますか?」
農作業中のご夫婦に声をかける廃墟ハンター
「あるけど、ぐるっと回った方がええよ」 by 地元の方
あぁそうですか、やはり、地の情報は、地で得るのが一番なのだな・・ うん
ということで、ちょっと止まった小さな交差路まで降りていく
鋭角に右折して、奥へ
途中に廃車が数台・・・ うっそうとした木々・・・・一人じゃ絶対来たくないな・・・・(^^;
地元の情報を頼りに、探索モードで進む・・・・ あ
これだな
「そこに井戸もあったよ」 by廃墟ハンター
それは、こんな道を入り込んだ奥にあった
ということで、歩いて入るとすぐ、こんな石垣
そして、門柱がお出迎え
進む、ああ・・・・・・
普通だったら、“誰だ こんなとこに放置しやがって”と思うが
あまりにも、“廃” というのが哀れに思えて、眺めていた
本題はその向こう
大きい!
これだけの規模は、なかなか拝めない
最近のデジカメは、暗所にも強いので、明るく見えるが・・・
外を基準にすると、こんな感じ
小首をたっぷり堪能して、バイクにもどる
あとは、高後崎
行く道を偵察すると、この場所から先 かなりの酷道状態
だが、もどるのもメインの道から入り込んだところまで戻らないといけないので
行くも酷道、もどるも酷道なのだ
“酷道って言っても、いっつも通ってるじゃない?”
そう言われるかもしれないが、これを見ていただこう
どうだ!! この落ち葉・・
重ねて言うが
こんなところ引き連れていったら、響さん以外なら、袋叩きにあっていたに違いない(^^;
(響さんごめんなさい)
自身の経験でも、これほどは記憶にないほどの道を
“ひぇ~!”とか叫びながら通過
やっとまともな道につながったら、目の前が佐世保湾だった
地図を見直す
ありゃ、戻りすぎ? じゃさっきの分岐へ
で、奥へ入ったところに門柱見っけ。 で、バイクを降りて徒歩
門柱は実にわかりやすくていい
でも、すぐ右手に
あるねぇ
入口はあったが、入って行くのを躊躇しそうな様相
他にないか、先へ進むと行き止まり
この先は、海上自衛隊の敷地なのだそうだ
地図で見ると、向後崎灯台というのがあるそうだが、どうも自衛隊の持ち物らしい
じゃあ、覚悟きめて・・・ でも、奥深くはなく、すぐに到達
おお~ L字型だ~
ここで特筆は、この扉
鉄板が貼ってあるとはいえ、100年前の木板扉がそのまま残っている
風雨に耐えての姿に感動
しかし、降りていく勇気は出ず・・・(^^;
詳しくは、 『響さんのレポ』で!
距離はわずかな所にある3施設だが、結構時間がかかった
いやほんとに、一人できたらあのヤブヤブ、突っ込めなかったに違いない
響さんに感謝である!
ここから、もと道へ
さすがに、来た道ではなく、海沿いの県149に素直につながる方へ
俵ヶ浦郵便局の所で、もと来た道に入りかけ、Stop
先導交代で、響さんに引っ張ってもらい
展海峰入口をかすめ、佐世保市街に戻った
気持ちはお腹いっぱいだが、物理的にはすいているので、有名なココ
に行ったが、少ないと見えた「ヒカリ」で“40分待ち” と言われたので
そそくさ退散、次を探すことに
響さんのナビで、次のバーガーショップを見つくろうが
どうも見当たらない・・・・
実は、佐世保でごはん食べたことないので
おまかせだったのだが、いちお資料をとりだし、決定
『ミサロッソ』 ここも有名
店内で食、響さんは“ミサモンスタージャンボ”
こっちは、ミサモンスター
ここで、この後のミーティング
ここまでは、考えていたものの、あとはノープランだったので、響さんと相談・・・・・
「蕨野の棚田に行きたい」
“わらびのって、どこだったっけ?” すぐに思い浮かばない
というか、思い浮かんだのだけど、そこが=蕨野の自信がなかったので
響さんがスマホで検索してくれた
“相知(おうち)町 八幡岳の北斜面” ああ、間違いない・・・
その入口は、しょっちゅう通って案内板を見ていたはずだが
まったく、固有名を覚えてなかったという・・・(^^;
店を後にして、バイクに戻ると、カワセミ号のリアタイヤに釘の頭が・・!
“酷道で拾った??”
幸いだったのは、町の真ん中 修理できる所に寄ろう、さぁスタート
って、思ったら、バイクを止めていた場所の付近の家人に
直接ではなく、間接的注意を受けた・・・
(バーガーショップが悪いみたいなこと)
実は、最初、店内で食べることができるのに、気付かず
テイクアウトで食べようと思っていたので、停めるところも軽い気持ちだったのだが
もし行かれる方は、駐車に気をつけてください。m(_ _)m
予定の道R204を北上、GASスタンドは断られたものの
バイク屋さんがあって、修理
普通のバイク屋さんに見えたが、懐バイクがたくさん
ヤマハのメッキタンクの奴(XS?)なんか、超レアだったなぁ
無事修理終わって、R498へ右折、ここ、流れが悪くてまいった・・・
まだまだ大型車通行止めの、旧国見有料道(いまは無料)にはいったころ
快適さを取り戻し、2月にも通った佐賀県326(山谷大木線)へつなぎ
R202で伊万里を抜けて
(松浦鉄道西九州線)
ここ
実に、今年3回目の小麦原交差点(笑)
この道を響さんと、二人で往くとは思ってもなかったが
快適な県32(伊万里畑河内厳木線)を経て、看板からRight turn
“ん・・・・? 水がない・・・・・!”
ちょっと早かったのか、まだ水が張ってない・・・
響さんと上を目指し、上から
ココだけだった・・・・
ちょっと残念な思いも残しつつ、販売所のところまで降りて
帰路を検討
響さんは、厳木から多久ICに抜けた方が早いかもしれないが
お付き合いいただける、とのことで、いつものルートを先導
県32~県37(厳木富士線)で厳木ダム横
を抜け、天山スキー場入口をかすめ
佐賀北部広域農道(北天グリーンロード)で県276(七山厳木線)を横切り
一気にR323まで
銀河大橋で、ちょっとStop
あと、県299(三瀬栗並)線
からR263で三瀬旧道を選んだら、早良区内野まで遅いクルマに阻まれて、苦難の時間
福岡県56(福岡早良大野城線)
の小笠木峠を越えて、荻ノ原峠へ左折
という、『yamamen』さんの 自転車練習ロードでもある、ジモッティコース駆け抜け
夕方の混雑が始まった、外環状線が見えるところで、本日の締め
ゆっくり解散式を出来ない状況を選んでしまったのは
ごめんなさい、としか言いようがないが
大変満足して、その後姿を見送ったのは言うまでもない
ありがとう 廃墟ハンター!!
special thanks 『響さんのレポはこちら』
距離は短いものの、たっぷり楽しんだ一日、の276kmだった。
『響さん』とツー・・・・・・ いや探検に行ってきた。
そもそもの発端は
今年のちょっとしたテーマである
【行ってない岬に行く】 ということで地図を眺めたことから
「佐世保の左下の半島・・・高後崎・・ 行った事ないなぁ・・・」
ネットで検索すると、『佐世保要塞』の一部
“高後崎砲台”がある、と出てきた・・・ フム
【なくなっていくもの】や【歴史の証人たる建築物】に
大変惹かれている自分としては、こりゃいいかな? と思った
“あ、そうだ響さんにちょっと聞いてみよう!”
「高後崎? 行った事ないかも?」 おお~ 渡りに船( ̄ー ̄)
なかなかお互い時間が合わない中
響さんがあわせてくれたので、喜び勇んでのEg Startである
ということで、当日
待ち合わせ時間までは間があったが、通勤割の時間に入るべく
R386で南畑ダム横をとおり
東背振トンネル超え
そして、こないだmicyuさんとbarbieさんが通った、東背振ICへ
まだまだ時間があるなぁ
と思って、めったに寄ることがないこの金立(きんりゅう)SAのショップをぶらぶら
朝パンなんかを買って、朝食
トイレでも行っとこうかなぁ、って思ったら、カワセミ号が!
あれ、ずいぶん早いお着きで・・・ミタイナ・・
いつも、響さんは早いので
今日は、入ってくる姿をおさめようと思っていたら間に合わず
お互い第一声は 「早い~!?」(笑)
ここで、目的の確認なんかをしたのだが
響さんと一緒に行けるとわかって、ネットでいろいろ見ていると
実は、高後崎だけではなく、他にも堡塁が残っているらしい情報を得ていた
が、よく「場所はここ」って地図をつけてくれる方がいらっしゃるが
どのHPを見ても、地図らしきものが見当たらない・・・・
一番てがかりになったのが、とある方の手書き地図・・
モーニングコーヒー中の廃墟ハンター
“ふふふ、この方がいれば怖いものなし(へび以外)だぜ!”
ワクワクのリスタートで、ビューンと
おこがましくも響さん従えて、ちょっと緊張・・・
単独行が多いので、こんな時のペースを迷いながら、無料期間中の佐世保道路へ
武雄北方JCTに覆面Pがいたせいではないが、普通のペースで
かなりひさしぶりの佐世保へ
延長されて初めての佐世保中央でドライブアウト、市街地を通称SSK道路に向かい
つきあたりの長崎県149(俵ヶ浦日野線)で左折
ここは初道
ほんとは、下船越町から展海峰方面へ抜ける道の方が早いのだが
ちょっとわがままを通して、海沿いの道をそのままたどる
ときどき佐世保湾を望む、なかなかいい道だった
さて、走りっぱなしで、俵ヶ浦町まできた、ここからが、本題
目印は、俵ヶ浦郵便局
その先から、右手の山の方に登って行くらしい
響さんのナビもみながら確認
ここ俵ヶ浦には、“高後崎”以外に“丸出山”“小首”という
明治の砲台跡があるということがわかったのだが、まずは、“丸出山”
「丸出山って、鉄屋根が付いたヤツだっけ?」
おおっ!! さすがプロフェッサー廃墟ハンター!
ちゃんと押さえてあるのがスゴイ
そんな下調べがなければ、絶対入っては行かない道を登坂
地図上では検討をつけていた方に向かうが
途中で、すんごいヘアピンに出くわした
スイッチバックしながらさらに登って、それらしきところに着
ふぅ・・
バイクを止めて、事前情報通り 民家の方にごあいさつすべく
「すいませ~ん」と玄関らしき扉をたたくけど、返事は無
留守なら仕方ない、先に別のところから、とそれらしき山道(農道?)を登る
あれ? なんかきれいにしてある・・・・??
あ・れ・だ!
丸出山堡塁、監視所跡
日露戦争に向け、作られた佐世保要塞の一部
100年以上前の戦時遺産で、鉄屋根が残っているのは大変珍しい
詳しくは『響さんのレポ』で・・・・・
びっくりしたのは、周りの木が伐採されていて
九十九島方面のこの景色
いやぁ、監視所となるはず・・・
二人して、しきりに感心していると
「あんたらどこからきなすったと?」 とおじさんに(こっちもおじさんだが)に声をかけられた
なんでも、この伐採は町の人たちで行ったらしく
整備して、注目されれば市が整備するかも? という期待が込められていた
たぶん、売りたいのはこの景色だろうが
こっちは、それと同じぐらいの興味でこの監視所をぐるぐる
で、仲良く記念撮影
逆光だったので、フラッシュ焚いたが、コンデジの能力ではムリがあった・・
ここは、宣伝してほしいって言われたから
いちお、地図をリンクさせよう、 『ココ』だ!
さて次
挨拶したかった民家の方の敷地内にあるとの情報を得ていたのだが
留守では仕方ない
外れたところから、回り込んでみる
(どっからどこまでが、邸内なのかわからなかったが・・)
意外と簡単に発見
でも、埋もれている・・・・
これは、棲息掩蔽部(せいそくえんべいぶ)
弾薬などを貯蔵しておくところらしい
あたりを見回すと、あっちにも
いや~、すげぇ・・
繰り返すが、100年以上前
明治の要塞跡が、残っているなんて大人になるまで
というか、『響さんのレポ』 見るまで知らなかった
やはり石造りは頑丈と言うことだな
さぁ、次!
バイク移動も考えたが、先不明なので徒歩
ちょっと先に行ったところ、右手に入って行くらしい・・・
これ?
プロフェッサー廃墟ハンターも、そうに違いないと言っている・・
で、はいっていく・・・・・・・・・・・・・・・・・あれだ!
門柱が残っていると、その先に進む勇気が湧くね(笑)
ここは、門柱だけでなく、門扉のガイド敷石も残っていた
ここも立派!
説明は省略
普通なら、これでもお腹一杯というところだが。まだまだ!
次へ移動すべく、Uターン(押してね)
Uターンということは、さきのヘアピンが待ち受けている、ということで・・・
ちょっと響さんに待ってもらって、通過
県149までは戻らず、響さんだからいいようなものの
普通の人連れなら、非難轟々を受けるに違いない、林道を突破
もちろん、写真をとる余裕は無
次は、小首堡塁
なんと、響さん 小首堡塁を探索に一度来たことがあるそうだが
行きどまって諦めたことがあるらしい
遠くに、針生無線塔が見えていた
ここも地図見ながら、とある道に入って行く
「あ、ここ ここまで来た」 という廃墟ハンターの行く手をかって阻んだのは
とりあえず道があるので、林の方にむかっていく
ずっと登ってるなぁ・・・
「すいませ~ん この先砲台かなんかありますか?」
農作業中のご夫婦に声をかける廃墟ハンター
「あるけど、ぐるっと回った方がええよ」 by 地元の方
あぁそうですか、やはり、地の情報は、地で得るのが一番なのだな・・ うん
ということで、ちょっと止まった小さな交差路まで降りていく
鋭角に右折して、奥へ
途中に廃車が数台・・・ うっそうとした木々・・・・一人じゃ絶対来たくないな・・・・(^^;
地元の情報を頼りに、探索モードで進む・・・・ あ
これだな
「そこに井戸もあったよ」 by廃墟ハンター
それは、こんな道を入り込んだ奥にあった
ということで、歩いて入るとすぐ、こんな石垣
そして、門柱がお出迎え
進む、ああ・・・・・・
普通だったら、“誰だ こんなとこに放置しやがって”と思うが
あまりにも、“廃” というのが哀れに思えて、眺めていた
本題はその向こう
大きい!
これだけの規模は、なかなか拝めない
最近のデジカメは、暗所にも強いので、明るく見えるが・・・
外を基準にすると、こんな感じ
小首をたっぷり堪能して、バイクにもどる
あとは、高後崎
行く道を偵察すると、この場所から先 かなりの酷道状態
だが、もどるのもメインの道から入り込んだところまで戻らないといけないので
行くも酷道、もどるも酷道なのだ
“酷道って言っても、いっつも通ってるじゃない?”
そう言われるかもしれないが、これを見ていただこう
どうだ!! この落ち葉・・
重ねて言うが
こんなところ引き連れていったら、響さん以外なら、袋叩きにあっていたに違いない(^^;
(響さんごめんなさい)
自身の経験でも、これほどは記憶にないほどの道を
“ひぇ~!”とか叫びながら通過
やっとまともな道につながったら、目の前が佐世保湾だった
地図を見直す
ありゃ、戻りすぎ? じゃさっきの分岐へ
で、奥へ入ったところに門柱見っけ。 で、バイクを降りて徒歩
門柱は実にわかりやすくていい
でも、すぐ右手に
あるねぇ
入口はあったが、入って行くのを躊躇しそうな様相
他にないか、先へ進むと行き止まり
この先は、海上自衛隊の敷地なのだそうだ
地図で見ると、向後崎灯台というのがあるそうだが、どうも自衛隊の持ち物らしい
じゃあ、覚悟きめて・・・ でも、奥深くはなく、すぐに到達
おお~ L字型だ~
ここで特筆は、この扉
鉄板が貼ってあるとはいえ、100年前の木板扉がそのまま残っている
風雨に耐えての姿に感動
しかし、降りていく勇気は出ず・・・(^^;
詳しくは、 『響さんのレポ』で!
距離はわずかな所にある3施設だが、結構時間がかかった
いやほんとに、一人できたらあのヤブヤブ、突っ込めなかったに違いない
響さんに感謝である!
ここから、もと道へ
さすがに、来た道ではなく、海沿いの県149に素直につながる方へ
俵ヶ浦郵便局の所で、もと来た道に入りかけ、Stop
先導交代で、響さんに引っ張ってもらい
展海峰入口をかすめ、佐世保市街に戻った
気持ちはお腹いっぱいだが、物理的にはすいているので、有名なココ
に行ったが、少ないと見えた「ヒカリ」で“40分待ち” と言われたので
そそくさ退散、次を探すことに
響さんのナビで、次のバーガーショップを見つくろうが
どうも見当たらない・・・・
実は、佐世保でごはん食べたことないので
おまかせだったのだが、いちお資料をとりだし、決定
『ミサロッソ』 ここも有名
店内で食、響さんは“ミサモンスタージャンボ”
こっちは、ミサモンスター
ここで、この後のミーティング
ここまでは、考えていたものの、あとはノープランだったので、響さんと相談・・・・・
「蕨野の棚田に行きたい」
“わらびのって、どこだったっけ?” すぐに思い浮かばない
というか、思い浮かんだのだけど、そこが=蕨野の自信がなかったので
響さんがスマホで検索してくれた
“相知(おうち)町 八幡岳の北斜面” ああ、間違いない・・・
その入口は、しょっちゅう通って案内板を見ていたはずだが
まったく、固有名を覚えてなかったという・・・(^^;
店を後にして、バイクに戻ると、カワセミ号のリアタイヤに釘の頭が・・!
“酷道で拾った??”
幸いだったのは、町の真ん中 修理できる所に寄ろう、さぁスタート
って、思ったら、バイクを止めていた場所の付近の家人に
直接ではなく、間接的注意を受けた・・・
(バーガーショップが悪いみたいなこと)
実は、最初、店内で食べることができるのに、気付かず
テイクアウトで食べようと思っていたので、停めるところも軽い気持ちだったのだが
もし行かれる方は、駐車に気をつけてください。m(_ _)m
予定の道R204を北上、GASスタンドは断られたものの
バイク屋さんがあって、修理
普通のバイク屋さんに見えたが、懐バイクがたくさん
ヤマハのメッキタンクの奴(XS?)なんか、超レアだったなぁ
無事修理終わって、R498へ右折、ここ、流れが悪くてまいった・・・
まだまだ大型車通行止めの、旧国見有料道(いまは無料)にはいったころ
快適さを取り戻し、2月にも通った佐賀県326(山谷大木線)へつなぎ
R202で伊万里を抜けて
(松浦鉄道西九州線)
ここ
実に、今年3回目の小麦原交差点(笑)
この道を響さんと、二人で往くとは思ってもなかったが
快適な県32(伊万里畑河内厳木線)を経て、看板からRight turn
“ん・・・・? 水がない・・・・・!”
ちょっと早かったのか、まだ水が張ってない・・・
響さんと上を目指し、上から
ココだけだった・・・・
ちょっと残念な思いも残しつつ、販売所のところまで降りて
帰路を検討
響さんは、厳木から多久ICに抜けた方が早いかもしれないが
お付き合いいただける、とのことで、いつものルートを先導
県32~県37(厳木富士線)で厳木ダム横
を抜け、天山スキー場入口をかすめ
佐賀北部広域農道(北天グリーンロード)で県276(七山厳木線)を横切り
一気にR323まで
銀河大橋で、ちょっとStop
あと、県299(三瀬栗並)線
からR263で三瀬旧道を選んだら、早良区内野まで遅いクルマに阻まれて、苦難の時間
福岡県56(福岡早良大野城線)
の小笠木峠を越えて、荻ノ原峠へ左折
という、『yamamen』さんの 自転車練習ロードでもある、ジモッティコース駆け抜け
夕方の混雑が始まった、外環状線が見えるところで、本日の締め
ゆっくり解散式を出来ない状況を選んでしまったのは
ごめんなさい、としか言いようがないが
大変満足して、その後姿を見送ったのは言うまでもない
ありがとう 廃墟ハンター!!
special thanks 『響さんのレポはこちら』
距離は短いものの、たっぷり楽しんだ一日、の276kmだった。
読んでいただき、ありがとうございました!
ひらひらと軽いDトラでもあの落ち葉だらけのヘヤピンは通りたくないです!!!
by j_boy8873 (2011-05-12 08:05)
佐世保に行って九州で二番目に美味いkayaバーガーにいかないとは(・公・)ぐぬぬ・・・
というかここ行きたい!廃墟!廃墟!
by 旅風V2 (2011-05-12 13:25)
うぁ~!もえたでしょー!
ドキドキしました!
もともと廃墟には興味ないけど探検心をくすぐられるのだいすきー!
ひびきさんもとっても喜んで、
いつも詳しいレポで、、、ほんと、、すごいです。
by とりてん (2011-05-13 18:10)
廃墟探検楽しかったでしょ。^^
佐世保湾口にはたくさん堡塁跡があるようですね。
昨年、石原岳堡塁跡を見てきましたけど、
2月というのにゲジゲジがコロニーを作っていました。
小首堡塁は大丈夫だったようですね。
その後の走りも楽しそうで、充実した一日だったようですね。(^^)
by yosi (2011-05-13 22:18)
針生無線塔が写っていて、ちょっと小さなガッツホーズ。
佐世保はいい街ですよね。ドックで整備されている軍艦が萌えます。
ミサロッソは、RANZAN御用達のお店です。
by hoshizou (2011-05-14 01:55)
いや~!
曇ってたけど逆に森の中の廃墟が撮りやすかったですね。
一人じゃ行けないところなので誘ってくれてありがとうございます。
あのおばちゃんは何を言ってるんだろう?と思ったらそのこと?
あらら・・・
そうだね中で食べる予定じゃなかったもんね。
後半に走ったT2ロードは最高でした。
by 響 (2011-05-14 03:18)
☆j.boyさん こんばんわ!
落ち葉だけならまだしも、角度がついてました
軽四駆がいいかもです(^^;
☆旅風V2さん こんばんわ!
kayaバーガー? じゃ今度の時は必ず食べよう!
というか、佐世保のことは旅風V2さんに聞こうかな?(^o^)
☆とり天さん こんばんわ!
“探検心をくすぐられる!” そうりゃあもう!(笑)
西海町の石原岳のほうが、整備されててきれいです
でも、歴史の重みはこっちかな~?
☆yosiさん こんばんわ!
佐世保要塞は、湾を囲んで結構な数作られたようです
石原岳は、整備されててまだよかったでしょう?
僕も、一昨年行きました(^o^)
☆hoshizouさん こんばんわ!
針生無線塔、地図で見たら“なるほど”と思ったんですが
走りながら見えて、僕もちょっと感動でした
「ミサロッソ」 そうでしたか、おいしかったです!
☆響さん こんばんわ!
楽しかったですね~
あれ、晴れていたらもっときれいだったかもですが
暑くてバテたかも?
あのおばちゃんの話は、実は書けない話もあったので
今度会ったときでも(^^;
“T2ロード” (ちょっと恥ずかしい・・)
付随した寄り道がなくて、ごめんなさい
あの道を自転車で越えたyamamenさんに敬意を表して
“yamamenロード”でもいいかも?
また、遊んでください!
by T2 (2011-05-14 22:45)
いろんな意味で満腹満腹!!ですねぇ!!
ほんとにうらやましいツアーです。
新緑の九十九島の景色を独り占め!(あ、二人か)
しかも遺構つきなんて、サイコーです!
扉があったり鉄の屋根があったり、ここはちょいと他とは差が付く要塞のようですね。
こーゆー探検を見ると男子はよいなぁ、と思います。
《p.s.》
すみません、誠にわがままなお願いでほんっとに申し訳ないのですが、諸事情により、RSSからはずしていただけないでしょうか、申し訳ありません
m(_ _)m。
by F (2011-05-15 12:22)
☆Fさん こんばんわ!
丸出山、訪れた方のレポ(HP上)は
いずれも木が生い茂ってましたので、ちょっとびっくりでした
でも、前も後ろも絶景でしたよ(笑)
RSSの件、ごめんなさい
よく見失うもんで、登録してました
解除いたしましたm(_ _)m
by T2 (2011-05-15 22:36)
こんばんは。
いつもYahooブログでコメを頂いておりますkazu7046と申します。
こちらのブログでは、初めてコメントを書き込みます(笑)
私の大好きな長崎の戦跡をバイクで巡られたのですね。
楽しく拝見させて頂きました。長崎には平戸の生月島にも、砲台跡が森の中に現存しております。機会があれば是非見学されてください。
ただ藪を掻き分けないといけませんが(笑)
by kazu7046 (2011-05-15 23:32)
あっ、東背振(笑)T2さんお得意のコースですね(^_-)-☆
佐世保いいな。佐世保バーガー食べそこねたので次回リベンジ(笑)監視所跡は来年は観光地になってるかもですね。
by barbie (2011-05-16 07:01)
これって、もはやツーリング・レポートというカテゴリを完全に
超えちゃってますね。立派な探検記ですよ。
読んでるだけで汗だくになれそうです。しかもあんな酷道に
リッターバイクで突入していくなんぞ、考えられません。
T2さんのレポートって、自分のお出かけのきっかけになる
ことが多いんですが、今回は全編ご遠慮させて頂きます。
by 禄太郎 (2011-05-16 07:47)
凄い距離ですね。
by ばん (2011-05-16 14:12)
☆kazu7046さん ようこそいらっしゃいました!
Kazuさんの所でも、戦跡、参考にさせてもらってます!
「長瀬鼻灯台」もいつか行ってみたいです
ヤブこぎは大変そうですね・・・(^^;
☆barbieさん こんばんわ!
barbieさんに、すっかりおなじみの東脊振です(笑)
次回は、佐世保バーガーと平戸と神埼鼻ですか?
監視所跡は、開けてるんですが
そこに至る道のりがちょっと困難なので
まだしばらくは静かだと思いますよ(^o^)
☆禄太郎さん こんばんわ!
いや、たしかに・・・
バイクより、軽の四駆なんかが最適でしょう
でも、バイクで突っ込んじゃいました
お出かけする人の参考になれば って思いながら
レポ上げてますが、今回はお勧めできないですね~
特殊な人向け でした(笑)
☆ばんさん こんばんわ!
意外なようですが、そんなにすごい距離ではないんですよ・・
この倍以上走る人がいっぱいいるんです(^^;
by T2 (2011-05-16 22:28)
佐世保の砲台見に行ったんですね。楽しく拝見させて頂きました。
私は昨年対馬に単身赴任以来、砲台探検の魔力にはまり、対馬に31カ所ある砲台跡を制覇致しました。
佐世保には無い規模の砲台跡もありますよ。もし暇ができたら対馬へお越しください。いつでもご案内します。
by ナナパパ (2012-03-21 21:56)
☆ナナパパさん ようこそいらっしゃいました!
コメントありがとうございます
対馬ですか~
確かに、ちょこちょこネットで見たことはありますが
“往くことになったら調べなきゃ”
なんて思いつつ、まったく見てませんでした
31ヶ所もあったんですね~ 制覇とはすばらしいです!
“暇ができたら”
ありがとうございます! その時はよろしくお願いします。
by T2 (2012-03-21 23:45)