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三関を往く、周防の道 [ツーリング]

「もう何年も前から三関ツーの構想を温めてるんだが、どう?」

左肩腱板断裂で、1年以上のバイク断ちを余儀無くされた
友人タダシさんからのLINEは、7月のこと

しかしながら、コロナの件と、タイミングも合わず
お盆は正月以来の神奈川行きを行ってたりで、あっというまに9月も半ば・・・・

ということで、やっと思い腰をあげてのEg Start


集合場所はここ、下関みもすそ川公園

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というのも、タダシさんの居住地は広島だから

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この日、週半ばからいい方に変わった天気予報は晴れ

だったのだが、ここまでの道途中
高速に乗っての新宮、若宮付近で雨に遭遇

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多少濡れての到着

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この長州砲レプリカ、FRP製と書いてあったけどDSC06184.2.jpg

土台までそうでびっくりした

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ここから、市街地方面へ、第一の目的地はここ

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唐戸市場で朝ごはん

唐戸市場は人気なので、来たことがなかったけど
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日曜とはいえ、開場時間。 店も食べ物もゆっくり選べた

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といっても、目利きではないので、適当に

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朝から、超豪華なお食事(^o^)

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でも、もうお客さん結構来てたね

ここから、下関漁港閘門を通って
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彦島地区、バイクをデポしてここ

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彦島水雷発射場跡、日露戦争の遺構である

九州にはあちこち、バルチック艦隊への備えを作った跡があるが
ここもその一つ

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魚雷を格納していたトンネルは、立ち入らないようにされてた

で、一旦市街地方面に戻って

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ここ
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『旧英国領事館』
もちろん、レンガの積み方はイギリス積

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ということで、かるく下関は終了

ここで、軽く解説
上関、中関、下関 という3つの港は
古くから海上交通のかなめとして栄えた周防の町
本日は、その三つを回るツー

R9、R2を東へ
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R190に分かれて、道は小野田市へ

本日は、企画者のタダシさんに先導してもらい、ついていくだけ
という、お気楽ツー
連絡は取っているが、会うのは2年以上ぶり
つないだインカムで近況なんぞ報告しあってたから
よく道は覚えてない、が、たぶんこんな感じ

R190で小野田市に入って、山口県223(小野田港線)
~県354(妻崎開作小野田線) で

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海沿いルートでここ
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小野田線終着 長門本山駅
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やっぱり終着駅と言えばこれ
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ここにくるのは、3本/日 だけどもしっかり電化線

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かっては、石炭運輸でにぎわった鉄道を見て、リスタート

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県354はそのまま宇部湾岸道路へ

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さらに海側にかかっているのは、「興産大橋」という、宇部興産専用道路

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全長約30kmの私道なので
公道では走行不可の大きなトレーラーなんかも通行する道
もちろん、一般車両は通行不可

ふたたびR190に飲み込まれて東へ
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山口宇部道路(無料区間)に乗っかって、阿知須ICまで
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県216(善和阿知須線) このあたりは、通った道があいまい・・・
多分県25(宇部防府線)

で、周防大橋を通過
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この橋、特徴のある斜張橋なので、新幹線や、R2からもちらっと見える

そのまま県338(大海秋穂二島線)
この道は、4年前にリーフで防府側から走った道

県58(防府環状線)へ右折して、トンネルを超えたら、そこが中関

最初すぐに左折して入り込んだけど
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もどって、ここへ
『三田尻塩田記念産業公園』

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中関は三関の中で新しく
三田尻塩田を控えた、塩の積み出し港として、繁栄した町

しかし、塩田廃止とともに、町は衰退

ということでの、この公園
展示室はかっての町の写真や、塩にまつわる資料が展示

こんな時候、訪れる人も少ないのだろうが
受付女性の方に丁寧に案内していただいた、感謝

展示室の奥は、公園

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ここは、入浜式塩田の様子を再現
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こんなところに と言っては申し訳ないが
なかなかの力が入った公園

釜屋や煙突も再現
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ここは、見るだけではなく、塩づくり体験もできるそうだ

移築されている、桝築らんかん橋
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あまり見たことがない石の組み方で
真ん中が高いのは、塩や石炭を運ぶ上荷船が満潮時でも通過できるようにするため
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この、桝築橋 かっては9梁あったが
現存は3梁のみ、一つは山陽自動車道 佐波川SA下りに移設との事で
見たことがある方もいるかもしれない

「らんかん橋」というのに、らんかんが無いが
かっては木製欄干が取り付けられていたらしい

「中関はたいして時間もかからないだろう」と思ってたけど
思わぬ収穫で時間をとった

朝、あれだけごちそう食べけど、お腹がすいた。で、お昼

このあたりも、仕事テリトリーで走っている
タダシさんのおすすめで、すぐ近くの
『煮干しラーメン まるにぼ』

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ぽつんとある感じだけど、中に入ったらお客さん一杯

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 いやぁ、おいしかった

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『幸せます』って、「幸いです」の方言だそうだ。
しかも、防府ブランドとして商標登録有

人間のあとは、バイクにもご飯食べさせてリスタート

ご飯中にネットで見た情報に基づいて、来た道を少し戻る

唯一、現地に残存の「桝築らんかん橋」こんな感じでかかってたんだね

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さらにすこしもどって、中関本町
このあたり、少し街並みの雰囲気が残っている場所

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かって開発をすすめた加藤家のお屋敷敷地の奥に、穴ぽこ

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さて、思わす時間がかかってしまった三田尻を後にして、先へ

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現三田尻港もチラ見

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県58から

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いったんR2 周南市は街なので通過に時間がかかった

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朝は、小雨にもあたったし寒いぐらいだったが
晴れて、日が照ってきて疲れが出始める

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ということで一息
立ち寄ったコンビニは、山陽本線光駅の前

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もちろん周南市あたりから、コンビニはたくさんあったが
車が多い部分を抜けてから休みたい
というのは、バイカーあるあるだと思う

周南市から、まっすぐだけどR188になっている道を進む
余談だけど、道沿いのバイクショップにNRが鎮座している
「NR実車を一目見てみたい!」って方は『ここ』へどうぞ!
(ワタクシもここで初めて見ました)

しばらく走ると海沿いルート

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南周防大橋を渡って、県23(光上関線)

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ここは快走路、道が南に向かってほどなく到着

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上関といえば、これ

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四階楼、国の重要文化財指定建物、完成は明治12年(1880年)

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4階建てではあるけれど、天井高が低く抑えてあり
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建物の高さとしては、現代の3階建ぐらい

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とはいえ、150年近く前の建物の現存は素晴らしい
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ちょうど西日が入っていたので、ステンドグラスが映えていた

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さて、あとここから渡った長島の展望台も視野に入れてたが
ちょっと時間が足りない・・

では少しだけ、上関大橋を渡って瀬戸内が見えるところまで

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もどって

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『道の駅 上関海峡』で一息

IMG_0476.2.jpg 甘夏ミックス

さて、帰ろう! 
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来た道、県23を北上

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ナビを見てタダシさんは県72(柳井上関線)を選択

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半島の西側から東側へトラバース、そして北上

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柳井の町を通過、県70(柳井玖珂線)を行って

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玖珂IC前のコンビニで、一旦息継ぎ 本日の解散場所

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そして、それぞれの道へ
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足りるかな?と簡単に思っていたガソリン残量が
以外と厳しく、美東SAで補給
あと、予想はしていたけど、下関IC手前で
ODDがが30,000kmのキリ番を踏んだ

高速上なので、写真は撮れず・・まぁ時間も押してたので
「小月でいったん降りる」という選択もなかったのは確か

暗くなった九州道は、昨年の「バイク神社ツー」以来

マイペースで走って、20時30分の帰着

上関あたりは、再訪必須 とは途中から思っていた580kmだった。


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コメント 3

HIRO

こんにちは。
三関ツー乙でした。
中ノ関(地元&昔の読み方はこれ)は、生まれ故郷のすぐ近くです。
昔は、塩田跡地(現マツダの工場の辺)の水路でハゼ釣りとかしてました(笑)
上関・中関・下関の関というのは、昔の帆船の風待ちの港が発祥だと聞いてます(菅原道真公が太宰府に流される際、本土の最後の寄港地である風待ちの港として立ち寄って気に入った?のが、松崎の浜>>現防府天満宮の所)。
三田尻は、江戸時代は防長三白(長州藩の米・紙・塩)の出荷港(北前船で、日本海側や東北にも)だったし、幕末には長州藩の軍港という側面もありました...萩往還道とかも含めて再訪して頂けると幸せます(笑)

by HIRO (2020-09-28 22:07) 

響

広島のライダーさんともこのルートなら一緒に遊べますね。
中関はあるのは知ってるけど
どの辺?ってレベルでした。
上関の半島まで行って500km超えとは凄い。
by (2020-09-29 07:54) 

T2

☆HIROさん、こんばんわ!

そうだったんですね、生まれ故郷はあのあたりですか!
中ノ関、なるほど~ やはり瀬戸内側の港は
重要だったんですね、ありがとうございます!


響さん こんばんわ!

何年かに一度一緒に走ってるけど、やはり山口が
一番お互いから都合がよくて(^o^)

中関は、もっと詳しく見ると、もっと趣のいいところ
発見できたかも?
福岡からだと、やっぱりそのぐらいの距離に・・・


by T2 (2020-09-29 23:19) 

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