古代の神々を祭る神社

筑豊、北九州を潤す遠賀川
その源流は、Ｒ２１１嘉麻峠に近い地点から入ったところにあるんですが
この源から広がる三角地帯の、もうひとつ西側に開けた谷があります


その谷から山に向かって、左手後ろが馬見山


馬見山方面に登って行くと（県440）
ほどなく所にあるのが、馬見神社です


もともとの上宮は馬見山山頂。　
山頂の御神所（ごしんじょ）岩に鎮座していたのだそう

下宮の設立も、約１３００年前と言われ
祭神は「イザナギミコト」「ニニギノミコト」「コノハナサクヤヒメ」と
そうそうたる神々



一の鳥居は「昭和（和の異体字）５年」


ここには、左に池、右に小さな流れが造ってあります







この写真を見ると、すぐ奥に拝殿があるように見えますが、そうではない

二の鳥居は元禄４年（１６９１年）　狛犬も同じ時期でしょう






階段は続いていきます




一旦右に折れ


さらに、左に折れて段参道を登っていくと、拝殿の前に出ました



拝殿は、妻面から拝む形で奥に本殿

この形は伊勢から下賜された『宗像大社の第二宮、第三宮』に似てます

ロケーションも有りますが、いい雰囲気




中には大きな絵馬がずらっと



結構痛んでますが、「明治３年　伊勢講連中」とありますから
お伊勢参りの無事を祈って奉納されたものでしょう




浅学なんで、最後の文字が読めませんが、「うまみ」と書いてある扁額

その左隣の写真は、皇居二重橋と乃木さん御夫婦ですね




拝殿横から、本殿後ろへ廻ります

本殿の裏には、道が続いて、少し広いところがありました




最後の階段はこんなにも急でした



苔むし方も、年数がすごい事を物語っています。





こんなところで、その古さを感じます



入口から見えているのは嘉麻市方面

この平野部は、遠賀川の流れとともに飯塚市～中間市へ続いています

古代、水源を抑えるのは権力の象徴
もし、敵が攻めてきた場合、馬見山を背景に防衛の拠点となったのでは？　
というのは、かなり想像力を膨らませた話なんですが

実は、道路挟んで反対側は山城跡だったので、重要な拠点だった
というのは、間違いない場所だったのでしょう。


　そんな、ひっそりとしたパワースポットは『ここ』。

コメント 4

馬見山はたまたま身内が近所にいるので
知ってるけどこれはかなりマイナーなところに行きましたね。
さすがだ。
境内まで行った事がなかったけどわたしも
こんな静かな雰囲気は好きです。
by 響 (2017-04-11 21:30) 

☆響さん　こんばんわ！

行く道あたりのツーマップルを眺めていて
初めて気づいた神社でした
いい雰囲気とともに、実はかなり古い由緒の神社だった
というのが、かなり良かったです（＾o＾）
by T2 (2017-04-16 23:16) 

おはようございます。
今日は今からナップス福岡店に行きます。
T2さんに教えて頂きました道を、
探索しながら行きたいと思います。
by ピン (2017-04-24 08:14) 

☆ピンさん　こんばんわ！

いかがでしたか？
市街地って、どこもそうですけど
バイクじゃ走りにくいですよね~
いろんなルートはあるんですが
わかりにくいのも多いんですよねぇ・・・
by T2 (2017-04-25 01:04)