初踏で往く 四国の道 その2 [ツーリング]
まずはひたすら東へ
しかしながらここにきて猛烈な睡魔に襲われペースダウン
やっとのことで休憩、は高知ICを過ぎた、南国SA
とりあえず、目についた「鰹コロッケ」
もともとカツオが好きなのもあるけど、これはおいしかった
んー、もう一声
ということでご当地ゆずドリンク「ごっくん」入りの、ゆずソフトミックス
(そのものの写真は撮りそこない)
さて、気合を入れてリスタート、ここから高知道は北上
このバイクは、南国SAの、迷惑にも走行車線側路に止まっていた
「昭和」ジャケットを背負った集団のうちの一人
最近、また増えてきた感じ? しかし、ブーツぐらい履いたら?
四国山地を超えて、川之江東JCTを左、川之江JCTをさらに左
川之江JCTから、松山自動車道となるこの道は、西へまっすぐ
追い越し車線、前を走っていた
ネガティブキャンバー仕様(いわゆるハの字)のアルテッツァ
あ~、こんな人たち多いの? なんて思っていたら
一瞬の激しい上下動とともに、少しの白煙と焦げた匂いがしたかと思うと
左右にテールを振りだした!
この時、車間距離は80Mほど・・・多分
“げっ! バースト!??”
と判断できたのは、ゴム破片らしきものも飛んできたから
助かったのは、アルテッツァのドライバーも
しっかりとコントロール(後輪だったし)できていて
パニックになって、大きく左右に振ったりしなかったこと
比較的ゆるやかに、速度を下げながら中央分離帯方面へ(リアはフリフリ)
が見て取れたので、ブレーキは掛けながら、左後方確認して、左方へ避けれた
まぁ心臓はバクバク・・・・
こちらもパニックにならなくて助かった
ドキドキは新居浜ICを降りるまで続いたけど、ここで15時
当初の想定より、やっぱり1時間ぐらい遅れ
さて、わざわざ高知から高速を使って瀬戸内側に移動って、どういうこと?
と、思われたかもしれないが
新居浜で降りた、ということで、一部の方には
「高知からそこ行く!?」と、苦笑されていることを期待して
降りたところから左折
市道から、愛媛県47に入って、山の方へ
今回、松山道を通りながら思ったのは
四国北側の山脈って、平野部からいきなり高度を上げていく っていうこと
なので、道として高度をかせぐループ橋も存在
そして、入口到着!
この県道は「新居浜別子山線」という
そこから分岐しての林道での行き先は
「別子銅山東平(とうなる)地区」
四万十市方面で宿が取れず、考え抜いた結果
いつかは見たいと思ってはいたものの
当初目的地に入れてなかった「東平地区」を行程に入れた
高知側の宿は、檮原の「雲の上」以外満室だったので
エリアを広げていった結果である
道路地図からも見て取れる、導入路は、1~1.5車線ほど
にもかかわらず、メジャーになった場所だし
最近は行き先としての情報も豊富なので、想定以上に車が・・・
ということで、思ったようにはペースを上げられず
たまに離合のために止まったすきを見て
先に行かせてもらったりしながら、到着
ここで15:30ぐらいだったけど、駐車場はいっぱい
(これは帰りがけ、もう減ってます)
そんな観光地だっけ?ここ
なんて思いながら奥へ、ここに来ることに決めてから
ちょうど、もちっこさんご夫婦が行かれたレポを読み込んで
まず先にと思った変電所跡
保存修理は最低限
レンガ積みの建屋の中に、木造で2階構造を作ってある
2階も寝泊まりの部屋かな?
押し入れ、かまど、便所 など見て取れる
結構子連れ観光も多いみたいだけど、ガラス破片や、老朽化した階段、大丈夫?
「一本松停車場跡」というのは、旧別子鉱山上部鉄道
旧別子銅山は、この一帯の山に
居住者5000人という一大コミュニティを作った鉱山
植林もあって山に還っているが
この奥深い山中には、数々の痕跡が存在(行かないけどね)
さて、渓谷遊歩道を戻る、結構男女ペアも見かけたけど
こんな場所には、ちょっと違和感(さすがにヒールじゃないけどね)
まぁ、それだけ普通並みの観光地化している ということか
東平歴史資料館も覗いて、いざ本丸へ
インクライン跡を使った階段を下りたら
ここ
「索道停車場跡」と「貯蔵庫跡」
いちばん有名な場所
時刻は16:30を回った
なにせ山間の場所、さらに至る林道のことを考えて
日暮れを恐れてなるべく早い時間に着たかった場所
予定よりは遅かったけど、まだまだ日が長いおかげで、林道もスムーズ
はいいんだけど、この時間から登ってくる車も結構いた、しかも家族連れとか
大丈夫?
下りは、前に詰まる車もいず、比較的スムーズに県47
そして、『道の駅マインとぴあ別子』
ここは、かって採鉱本部が置かれていた場所
この園内にも産業遺産が点在するのだが
閉園時間に到着したので、取り急ぎ目についた「八寿ソフト」で一息
「八寿」はみかんの種類だそうだ
物産の方も見ようと思ったら、しまっちゃった
というぐらいの時間で、別子地区を後にする
国領川沿いなのだが、対岸の上に、行き道には気づかなかった石垣とこれ
鉱山鉄道の跡及びトンネル跡
あの石垣の下道までは行けそうだったけど
見つけたことに満足して、新居浜市街地へ
少しだけ市街地をぐるっとして、GAS補給
さて、久しぶりのツー泊先は新居浜市のビジネスホテル
入口前はこんなにバイクで埋まってた、止めた裏手も
(これは翌朝)
チェックインのあと、近くの居酒屋さんへ
名物「じゃこ天」と「じゃこカツ」あと「タイコダイの揚げ」と揚げ物三点
サラダも食べましたよ
店を出て、コンビニ寄って帰ろうかと思ってたら、なかなかお洒落な建物発見
しかも、カフェ!
あ- コーヒー飲みたいな
と、まだ開いてたこともあって、ふらふら
ほっと一息
帰って調べたら、広島在住の谷尻誠さん という建築家の作品
北道路側に斜めに壁を作って、圧迫感を抑えるとともに
間にガラスを入れ、中からの解放感を満たしていた
おいしいコーヒーをいただいて、あとは寝るだけ・・・
別府までが154km、そして四国内が359km、計513kmの長い一日だった。
『四国ツーLAST』に続きます
読んでいただき、ありがとうございました!
事故に巻き込まれなくてよかったですね。
四国を縦断しての東平エリアとは素敵です。
私が行った時はループも無くて熊が出てもおかしくないほど
誰も居ませんでした(笑)
by 響 (2020-10-23 09:14)
さすがT2さん寄ってるところが濃ゆいな(笑)
かっぱもホビーも駆け足だったのは一緒だなww
まだまだ、見ぬ場所多いけど次はいつ行けるかな~
by tonojin (2020-10-23 09:23)
初日から、ベンチ寝に高速での眼前でバースト車に遭遇と波乱万丈ですね(^^;
何事もなく良かったです。
別子銅山の渓谷遊歩道から変電所跡では大量のアブに追いかけられませんでしたか?(笑)
夏場はしつこく付き纏うアブにゆっくりしていられませんでした(^^;
しかし、大きいのだとやっぱり移動可能距離が違いますね。
by こう (2020-10-24 10:40)
T2さんならではの濃い内容で読み応えありますね♪
四万十のホテルってもともと数少ないのかな?
お盆休みあけてからの平日でも
そんな選べるほどは空いてなかったですもん(^^;
東平地区ってそんな観光地だったんですね!?
知らなかった~(笑)
by もちっこ (2020-10-24 11:02)
☆響さん こんばんわ!
いや、ほんとに! 助かりました
「ループなかった」そうだったのね~
響さんの記事まで、さかのぼってなかった
by T2 (2020-10-26 23:53)
☆tonojinさん こんばんわ!
いやいや、ほんとは四万十市から
tonojinさんたちが行った場所、めぐりたかったんだけどね~
まぁ、まさかのニアミスは、びっくりでした
出会えてたら、奇跡!だったけどね
by T2 (2020-10-27 22:38)
☆こうさん こんばんわ!
ベンチ寝は、まぁ想定内でしたけど
さすがにバーストはね(汗
渓谷遊歩道は、教えてもらってかなり警戒してたけど
アブはいませんでしたよ
いやいや、ちびっこでも、変わらないかそれ以上の移動距離
行ってるではないですか!
まぁ、高速の分 ですよね
by T2 (2020-10-27 22:59)
☆もちっこさん こんばんわ!
”濃い”? ありがとうです!
四万十市のホテルは、「まだまだ空いてる」と思っていたら
びっくりでした
東平地区でしょ? もちっこさんやtonojinさんが行った
朝一は、静かだったみたいだけど
やっぱり、昼の時間はいっぱいでした・・
至る林道は、気安い道ではないですよね~
by T2 (2020-10-27 23:05)