溶け込むもの [たたずむもの]
多くの顔が、風雨に耐えたことを物語る
「囲まれるのは、本意ではない」 だれかが言った
「雨露をしのげて良いではないか」 別の誰かが続ける
“小高き所に石仏一処多くあり、是を五百羅漢という・・”
「昔は、人々がいた」
「見捨てられたのではない、忘れられたのだ」
「忘れられたのではない、人の心が求めなくなったのだ」
「我々も、人ではないか」
断ち切ったはずの煩悩は、振り向くとそこにいる
「まぁそういうな、おかげで穏やかに居る」
それは、悠久なるつぶやき
“今日という日は明日も同じなのだ”
“姿形が大事なのではない 時間が大事なのだ”
“時間が大事なのではない、こころが大事なのだ”
無数の声は、石に同化し
静寂に還りながら、今日もたたずむ。
ひっそりと存在していた、山野の五百羅漢は、『ここ』です。
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さとりを開きますか？
by 響 (2016-08-18 11:43)
USAの五百羅漢？
ほんとそんな声が聞こえてきそうです。
by もっち (2016-08-18 18:34)
☆響さん こんばんわ！
煩悩が多すぎて、ムリです（＾＾；
☆もっちさん こんばんわ！
嘉麻市（旧稲築町）にある、〝山野五百羅漢” といいます
ぷらぷらしてて、偶然見つけました。
by T2 (2016-08-19 23:45)