ＥＶライフ 番外編

我が家のリーフくんは
無事一回目の車検を迎えました
走行は、20,000ｋｍ/年にはチョイ足りず、の55,000ｋｍ

今まで、車生活は３０年以上になりますが
ディーラーに車検に出したのは初めて

なにしろ、高校の同級生が自動車整備工場をやっていて
『常日頃お世話になっている』ので
定期点検も含めて、販売店に定期的にお世話になるのは
リーフが初めてです（といても販売店で買ったのは３台目）

ちょっと早めに、担当の方に連絡して、ゴリ押しの代車希望を（笑）

で、貸し出してくれたのがこれ





ノート　e-power　です。

動力はリーフと同じ電気モーター
小さいバッテリーに充電する役目として、1200ccのエンジンが載ってます

という事で、電気自動車オーナー視点でのインプレを

車重は、リーフの様な大容量バッテリーを積んでるわけではないので
およそ200ｋｇぐらい軽いんですが、出力特性の出方が違うのか
ダッシュ力はリーフに軍配を上げます

しかしながら２４ｋｎというトルクを発生するモーターですから
1.2Lの車とは思えない動きができることは間違いないです

室内は、積んでいるバッテリーも大容量ではないおかげか
リーフより広い感じです

走っている感じは、リーフの方がゴツゴツ感はありますが
これはタイヤ扁平の違いか？（５５と６５）



で、気になるエンジンのかかり方

最適制御ですから、ハイブリッドカーのように
踏み込んだらエンジンに切り替わる、とかそういうことではなく
いきなりエンジン音が大きくなって　あれ？　っと思うことはしばしば

しかしながらこれはリーフと比べたら　の話

ハイブリッドカーと比べたら
トータルとして「静か」と感じる方が多いと思われます

　表示による、走行平均燃費は１６ｋｍ/Lぐらいでしたが
走り方や、走行モード（３モードあります）次第でもっと伸びるでしょう

ネットによる、オーナー情報では
２０~３０ｋｍ/Lといったとことみたいですね

コンスタントに実走で３０ｋｍ/L　いくならば、かなり良いと思います


　（たまたま、キリ番走行数字）

「e-モード」と「Sモード」時、アクセルを離すと、かなり強く減速
ブレーキを踏まなくても、止まってしまうまで、制御がかかります
これは、「ワンペダル走行」と呼ばれていて、街中や渋滞時に至極便利でした

まるで二輪単気筒の中排気量車以上のエンジンブレーキがかかる感じです

ただ、リーフで常用しているＢモード、という
強めに減速がかかるモードよりも、さらに強く減速になるので
早めにアクセルを戻しちゃうと、随分と目標より手前で止まってしまうことになり
再度アクセルを踏むハメに・・（＾＾；

慣れると、たぶん通常モードとＥＣＯモード使い分けで
多様な運転が楽しめると思います


　　（写真は借り物）

そして、安全性能の一つとして、「スマートルームミラー」を装備



リアガラス上部室内側にカメラが付いていて、その画像がミラーに映ります
後ろの車が非常に見え易い

この写真は、シフトを「Ｒ」に入れたときなんですが
左半分に、大きな画像
続いて「アラウンドビューモニター」、「バックモニター」です

カメラで後ろを映しているので、その画像は大変よく見える
しかしながら、もうちょっと広角に映してくれると
死角が少なくなるのに、という事と
ほんとの距離感はつかみにくい

そして、これはすぐ慣れたんですが、前方から視線を移してすぐ
視線のピントが合わない　という３点を記しておきます

あと、試乗車ではバックモニターは、このスマートルームミラーのみでしたので
通常のバックモニターが一番大きい方が良かった

通常、防眩切替れレバーを使うと、普通のミラー状態も使えます
場所や、時間、そして天候によって切り替えて使うといいかもしれません

あと、「カメラで衝突の可能性を検知、ブザーや警告灯でしらせる」機能とか
「車線逸脱警報」　そして「踏み間違い衝突防止アシスト」などがついて
昨今問題となっている「踏み間違い」も
モニター検知により、なんとか防止の方向へ
という技術が盛り込まれていました

こんど９月に、リーフはモデルチェンジなんですが
「ワンペダル仕様」がある、と発表されてました

「アクセルを戻すだけで強い減速」というのは、好みではありませんが
長い間　走る「アクセル」と止まる「ブレーキ」という
固定システムだったものから、異なる方向へ違う方向へ
という、大転換の一つかもしれません


非常に興味をそそられた車だったので
乗ってみていろんなことが理解できてよかったです


今、リーフで一番のメリットと感じている
「静かさ」は、及ぶべくもありませんが
充電の時間と手間はありませんし、普通車から乗り換えであれば
いろんなメリットと面白い点が味わえると思います

ハイブリッド車の一車種として、横並びに検討できる車だと思いました。